日本の歴史的映像保護に向け、世界最高品質アーカイブ・プロジェクトを始動

投稿日: カテゴリー: Press Release

プラサド、東京現像所、ライツスミスがフィルム・デジタル化/アーカイブ事業で業務提携

 

2015年10月20日(東京発)- 世界各国で映像作品に関わる制作から配信、アーカイブまで総合ポストプロダクション業務を行うグローバル企業Prasad Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド チェンナイ、以下「プラサド」)、豊富なフィルム技術と最新のデジタル技術で映像制作事業、アーカイブ事業を展開する株式会社東京現像所(本社:東京都調布市、以下「東現」)、及び、メディア企業向けコンテンツの権利開発ならびに収益化サービスを提供するライツスミス株式会社(本社:東京都港区、以下「ライツスミス」)の3社は、本日、日本のフィルム・コンテンツ・ホルダー向けデジタル化と修復、及びアーカイブ・サービス提供を目的とした戦略的業務提携を発表しました。


この事業推進のために導入された最先端技術搭載4Kフィルム・スキャナ “Scanity HDR®(スキャニティ・エイチ・ディ・アール)”を使用して、東現はスキャニング・サービスを日本のお客様へ提供します。Scanity HDRは、プラサドのグループ企業のひとつDigital Film Technology GmbH (本社:ドイツ ダルムシュタット、以下「DFT」)が製造するScanityシリーズの最新モデルで、日本では初の導入となります。ライツスミスは、アジア太平洋地域におけるプラサドのデジタル・ポストプロダクション・サービスの事業パートナーとして、本プロジェクトの事業展開とマーケティングを担います。
経年劣化したフィルムは、収縮や、歪み、座屈、接合部の劣化、パーフォレーション欠損、ビネガー・シンドローム等さまざまな問題が生じます。このような難しい問題を抱えた古いフィルムでも、白黒ハイダイナミックレンジをカバーし、リアルタイム・スキャンを可能にするScanity HDRは、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダ、オランダ、フィンランド、マレーシア、ノルウェーほか多くの国々で、国立/国営の大規模アーカイブ施設に採用され、その卓越した性能が証明されています。
プラサドCEO、Narendra Jawahrani(ナレンドラ・ジャワーラニ)は、「プラサドは世界各国のお客様とのビジネス経験から、地域ごとの需要に対しサービスを最適化することが非常に重要であることを実感しています。日本のお客様からの篤い信頼と豊富な実績を持つ東現が当社製品を導入くださったことにより、品質を重視される日本のお客様は、Scanity HDRが実現する高度なデジタル化技術を、東現が提供する最高レベルのサービスと共に利用することができます。」と述べます。
東現の矢部勝代表取締役社長は、「東京現像所は、デジタル全盛の時代となった映画・映像産業界にあって、フィルム部門を堅持しつつ、最新のデジタル技術を備えた会社としてお客様の様々なニーズにお応えし続けております。最新のデジタルシネマの制作はもちろん、貴重な文化財とも言える古い映画や映像を未来に残すためのアーカイブ事業にも注力しており、この度の、業務提携は、弊社のアーカイブ事業をさらに加速させる又とない機会と捉えております。Scanity HDRが持つポテンシャルの高さは、弊社がフィルム時代から培った<色彩を見極める力>と<最新のデジタル・スキル>を更に大きく開花させてくれるものと確信しております。また、この素晴らしい提携を足掛かりに、プラサドと東現がタッグを組んで新たな海外展開をしていければと考えております。」と語りました。

ライツスミスCEO、Mica Imamura(イマムラ・マイカ)は、「この提携は、世界最高レベルの技術を、地域に最適化したサービスを通して日本のお客様に提供するために生まれたものです。ライツスミスとしての私たちのミッションは、映像作品を高品質でデジタル化し、セキュアな環境で利用するためのソリューションを提供することです。この提携の一員として、サービス提供できることを非常に嬉しく思います。」と述べています。

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ライツスミスについて
ライツスミスは、ロサンゼルス、東京、シドニーに拠点を置き、大規模メディア・アーカイブ向けにコンテンツのデジタル化から、運用、管理、収益化まで総合サービスを提供するグローバル企業です。大規模アーカイブスの抱える問題を整理し、有効なワークフローを設計して、ライブラリの価値を最大化します。また、クリエイターに向けては、ライツスミスのフッテージ・ライセンス・プラットフォームから、日々制作されるたくさんの映画やテレビ番組、広告、出版物、デジタルコンテンツへ向け、多様な映像/写真素材を提供しています。ライツスミスのFacebookページTwitterアカウントLinkedinアカウントでも情報を配信しています。

 

株式会社東京現像所について
株式会社東京現像所は日本映画界の雄である東宝グループの一員として、1955年の創業以来、豊富な経験と高い技術力を持つフィルムプロセス部門を堅持しつつ、最新のデジタル技術により最新映画の仕上げ作業、TV・劇場アニメのビデオ編集作業、洋画の字幕作業等、デジタルシネマ時代に対応した映像コンテンツの制作に関わっております。また、アーカイブ事業にも注力しており、コンテンツホルダー様の多岐に渡るご要望にお応えできる経験豊富なスタッフと最新設備を備えた<総合映像サービス拠点>として活動しております。

 

プラサド・コーポレーションについて
プラサド・コーポレーションは1956年の創業以来、インド最大の総合映像サービス・プロバイダーとして、世界各国の拠点を通し、フィルム、ビデオ、ニューメディアの製作からポスプロ、配信、上映まですべての分野で市場を牽引する「プラサド・グループ」の一員です。手がけたハリウッド作品はアカデミー賞、ゴールデングローブ賞を初め各種の賞を獲得しています。DFT(Digital Film Technology GmbH)はドイツに本社を持ち、高品質・最先端フィルムスキャン技術を送り出して75年の歴史を持つ、プラサドのグループ企業です。DFTの最新スキャナ“Scanity HDR”は、アーカイブ・カナダ、スロバキア・フィルム・インスティチュート、オーストラリア国立フィルム&サウンド・アーカイブ、BBC、ディズニー、マレーシア国立フィルム・デベロップメント、ノルウェー国立ライブラリを初め世界中のアーカイブへの導入実績があります。

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